義眼ができるまで

当工房での義眼製作の工程をご紹介します。

 

■1回目(3時間~4時間程度)

 

 1:カウンセリング

   ・義眼製作の技法・工程についてご説明します。

   ・使用する材料などについてご説明します。

   ・今のお悩みやご要望を確認します。

 

 2:ご依頼者様のデータ取り

   ・虹彩の色合い(角膜輪の厚み)などのご要望を確認します。

 

           

 

   ・白目部分の色合い・ステイン・血管などについて確認します。

   ・ベースモデル作成の参考にするため、写真を撮らせて頂きます。

  

 3:ワックスモデルの調整 

   ・ワックスモデルを使って義眼のボリュームを確認します。

   ・ペグを入れて視線向きを確認していきます。

   ※仕上がりに影響する一番大切な作業ですので納得がいくまで一緒に確認をします。

  

 

■2回目(2時間~3時間程度)

 

 4:装着確認と微調整

   ・作成された義眼を装着し、サイズ・視点・動きなどを確認します。

   ・まぶたの裏側など違和感がある箇所があれば微調整します。

 

 5:最終研磨

   ・微調整が終わったら表面を磨き、仕上げをします。

 

  

 

 義眼が自身の身体(眼窩)になじむには数日(4~5日)かかりますので、数日は違和感がある場合があります。

新しい形状になり違和感が治まらない場合、痛みや目ヤニなどが増えた場合は、無理をせずに一旦義眼を外して下さい。

再度、調整を行いますのでご連絡下さい。

 

 

★大切なこと★

  義眼を必要とする人にとってより自然に見えること、より自然に動くことは理想で、私自身もとても高い憧れ・理想を持っていました。

 しかしながら、眼窩の形状・義眼床など複雑に絡む要因もあり、完璧なものを手に入れることは難しい側面もあります。

 数年間付き合っていく大切な体の一部なので、カウンセリングの中でゆっくりと相談しながら、気持ちが上がるような義眼を一緒に作っていきましょう。

2025.04.04 Friday